HEYHEYHEYDJDJDJ

1年前からDJと言うものを僕はやってるわけなんですが、その方針みたいなのが最近徐々に分かってきたので書き留めておこうと思います。
DJと言っても僕はターンテーブル2つとミキサーではなくて、トラクターDJを使ったDJでPC1台とMIDIコントローラーです。それを巷では正式なDJと呼ぶか知りませんが僕にはこのやり方がベストなんです。
ラクターDJを触ったのは中学1年ぐらいの時でヨドバシカメラにこのソフトがあって何故かその頃の頭の中ではこれがあれば曲作れる!!!とか激しく思っていて買ったんですがDJソフトなんで曲なんか作れる分けなくて・・・。で、家にあったMOTER MANを入れて遊んでたりしていたのです。その頃はテクノも何も聴いたことなくて、MIXの概念すら分かってなかったと思います。その後、遊ばなくなってお蔵入りになるのですが僕にとってはタンテより先にMIXをするツールとしてトラクターDJがあったわけでそれでDJをする事はごく自然な事でした。
それに、DJの壁として一つに2つの曲のビートを会わせるピッチ合わせという作業ってのが有るんですが僕はそれが全く出来ません。PCDJなので曲のBPMを事前に打ち込んでおけば瞬時にピッチを合わせることが出来るのでやる必要もないです。このピッチ合わせがない分、早く繋げますしいろいろと面白い事も出来ます。
PCで不便なことはフリーズの危険性が有るのとアナログ質感の音が出せないのとスクラッチが出来ないことですね。後、これは人によりますが見た目がナードっぽい所。
逆に便利な点は様々ありますがまずループができること、これは大きいです。これで曲の一部分をループさせて徐々に重ねていったり。アカペラをループさせて重ねたりとオモシロイ事ができます。もう一つ大きいのが曲の波形が全部見えること。これで大体の展開が読めます。もはや、DJというか全く別物の再構築作業に成ってるんですがそこが楽しいところです。
1ジャンルしかやらないDJとかハウスしか流さないDJとか外国からのクラブミュージック輸入の為のDJとかは嫌なんですよね。つまらないから。ある1ジャンルに拘るんじゃなくて、次に何が出てくるのか予想がつかないプレイがいいですよね。こんな楽しい機械を与えられたのだからそれを全力で使えるようなジャンルを飛び越えたプレイをしたいと思いますね。ただ、それを上手くこなすには音楽なら何でもいいわけですからジャンルを絞ったのより上手くなるってのが難しい。でも、いいですそれで。
それと、もはや今作られるクラブミュージックって既にある物の組み合わせでしか無いんですよね。その最たる例がブレイクコアで何でも詰め合わせにしてアーティスト自体も収集付かなくなってるんですよ。そこから突然変なグルーヴが生まれる。その感じも表して行きたいです。
曲の雰囲気としてはこの名義なら今はとにかくハッピーな物をかけて行きたいですね。ハッピーとハードが組み合わさるとその時にハッピー感がハードを押し殺して増すんですよね。それで、吐き気がするぐらいハッピーになったりする。それが逆にダークな物よりも不思議な空虚感を持ってるんです。PLUS-TECH SQUEEZE BOXなんかがいい例ですね。
後は別名義で気持ち悪い物ばかりかけるDJもやりたいですね。死ぬほどACIDなのとかに民族音楽混ぜちゃったりして吐き気がするぐらいの。やっぱり何事も中途半端は面白くないのでブチ切れた事がやりたいですね。
自分が最高だと思う60分を作るだけですから自己満足ですし、絶対こんなDJ売れませんね。まぁ、売れる気もそんなにないのですが、ヤッパリ見てる人が踊ってもらえるのは嬉しいし、踊るということはとても意義が有ることだと思うので課題はそこのバランスをどう取るかですね。これは回数を重ねないと見えてこないと思います。
まぁ、ホントブームに乗ってばかりのつまらないDJには成りたくないですね。

放言

1989年生まれにしてみたら流れが早いクラブミュージックおいて逆に今のリリースより90年代のモノの方が新鮮で新しい。

House of God - DHS

Art Of Noise - Close to the Edit (Standard Version)


僕がオールドスクールテクノ好きになった影響とはてなをやろうとした影響にいんなあとりっぷ日記さんがあるんだけど、そこで紹介して中で物凄く印象残ったPVがこの2つ。DHSは極限までシンプルだけどそこにテクノの美学が感じ取れる。Art Of Noiseは何と言ってもこのハードな音が凄い。1984年リリースとは思えない。
いんなあとりっぷ日記ほんとに良く見てます。多くを語らずにつべこべ言わず見て聞けという姿勢が好きです。