僕はこれがやりたい!!!

私には夢がある。いつの日にか,ほの暗く、かつ暖かな低音が響くフロアで,ハッピーと呼ばれた多幸感に満ちた音を携えた者たちの子孫と,それにツバを吐きかけた者たち、スピードコアであったりデジタルハードコアであったり、ブレイクコアと呼ばれる子孫が,兄弟として同じフロアで踊るという夢を。私には夢がある。ラガを抱えて揺れ動いた者達とヒプノティックなビートと無限に広がるハットを抱えた者達が再び兄弟として同じフロアで再会するという夢を。私には夢がある。いつの日にか,私の子供たちが表面的なジャンルではなく,音そのものによって評価される国に住むときが来るという夢を。私の父が死んだフロアで,ブレイクビーツとベース,重いキックとレイブシンセを携えた者達が誇りとしたフロアで,すべてのフロアから自由の鐘を鳴らそうではないか。もしもハードコアが偉大な音楽であるのなら,これは実現されなければならない。

 渋谷DeSeo/乙から,自由の鐘を鳴らそうではないか。難波ロケッツのフロアの太い柱の間から,自由の鐘を鐘を鳴らそうではないか。恵比寿みるくの高い天井から,自由の鐘を鳴らそうではないか。心斎橋Pipe69から,自由の鐘を鳴らそうではないか。中野Heavy Sick Zeroの地下フロアから,自由の鐘を鳴らそうではないか。それらばかりではない。全ての小箱,ライブハウス,レコード店,路上,そして,音を鳴らそうと企てた者達が作り上げた全ての場から,自由の鐘を鳴らそうではないか!すべてのフロアから,自由の鐘を鳴らそうではないか! そして私たちが自由の鐘を鳴らす時,私たちが全てのクラブ,すべてのライブハウス,全ての路上,全ての場から自由の鐘を鳴らすその時,全てのハードコアレイブの子,GABBERもレイヴァーも,ジャングリストもドラムンベースヘッヅも,パンクスもハードコアパンクスも,ヲタクも非ヲタも,皆互いに手を取って古くからのアンセムを歌うことができる日が近づくだろう。

 「自由だ,ついに自由だ,クソったれの神よ,感謝します。ついに我々は自由になったのだ」と
Hardcore Will Never Die-糞まみれの美しさを

名文すぎるので全部引用。ヤロウよ、ヤロウよこれヤロウよ。がんばろう。
オタクが嫌だからとか言うなよ、レイヴァーが嫌だからとか言うなよ。
確実にメインストリームのテクノの裏にカウンターカルチャー的にレイブミュージックの意思を受け継ぐものは何時も存在していた。お互いに音色は違っても目指す所は同じであるので絶対に繋げるはず。