DIG@BOOK OFF 原宿店 9・9

ブログを書く気力がなくて、久々にブクオフを漁った記録を書くのを保留してました。掘った記憶を忘れないうちに書いてしまおうと思います。

PIZZICATO FIVE/Happy End Of The World 550円 5/5

小西康陽はGROOVEという雑誌に出てたり、アイドルソング経由チラホラ聞いていたんだけれど本職のPIZZICATO FIVEは初めて聞いた。何がいいか良く分からなかったし傷ものでHappy End Of The Worldだけ安かったんでコレを購入。正直ここまでカッコイイとは思ってなかった。ドラムンべース、ブレイクビーツを主体としつつもハッピーでポップミュージックとしての軽さを保っている。僕が聞きたかったのはこういう音楽だ!小西康陽のおっちゃんが「自分がクラブなどでDJをやるときにかけたいもの」としてこのアルバムは作ったらしいのだが、そのコンセプトで作られた楽曲と僕が求めていた物がシンクロしすぎている。たぶんこれが一番イイアルバムなのでは無いかと思ってしまうぐらい。10年前のアルバムだけど僕も恥を知らずにDJでかけたい。

後で書くが奇遇にもが同じ日に買ったMOSAIC.WAVと同じ路線の上にあるように感じた。MOSAIC.WAVのが相当エゲツナイんだけどコレがまた今っぽいけど、ドラムの打ち込みや無駄にハッピーなウワモノや細部までこだわった遊び心を持っている事など似ている。アキバ系にカムフラージュしつつ遺伝子が受け継がれていたとは、これがアキシブ系という事なのかもね。

VA/Warehouse Grooves Volume 3 4/5 350円
95年ごろのハウスコンピレーション。350円なのでダメもとで買ったんだけどコレが面白い曲が多かった。まず「Wink-Higher State Of Consciousness (Tweekin Acid Funk Mix) 」がオカシイ、2STEP風のブレイクビーツから始まってジワジワと盛り上がって、唐突と耳をつんざくガキが弄り倒したようなTB303サウンド。こんな今デキナイヨナー。当時の雰囲気が染み出ている。

Josh Wink - Higher State of Consciousnes (original)

オリジナルバージョンの動画があったので、なんだかまだオールドスクールレイブの続きみたいな感じ。

「Ruffneck-Everybody Be Somebody」もかなり好き。けだるい4打ちドラム、女ボーカルのけだるい歌、男ヴォイスでEverybody Be Somebody!!!Everybody Be Somebody!!!と無駄にループ途中でループが半分になって、また半分になってそのままフェードアウトする展開の適当さが偏差値30レベルでクール。「Winx-Don't Laugh (Josh Wink Edit)」のキモイ笑いに4打ちという、ドウでもいいキモイ曲もまた味わい深い濃くとまろやかさ。

Josh Wink - Don't Laugh


DJ TECHNORCHのFujiyama Panicに同じ声が!

正統派に一番良いと思ったのが「Bucketheads, The-The Bomb! 」でパーカシブでファンキーなハウス。CHICAGO のSTREET PLAYERをサンプリングした物だとか、こちらもYoutubeにあったので興味のある人は。

The Bucketheads-The Bomb!


アフロデタノシ。

ハウスミュージックの懐の深さを教えられた1枚でしたね。これだけ名曲が入ってこの値段は安い。これからもココらへんのを見つけたら買ってみようと思う。

TECHONO BASS PHASE 2 /BeatDominator 4/5 350円

ブックオフの代名詞!ベースミュージック!!!このCDもそれの亜流です。

ヒップホップの突然変異マイアミベースから脈々とボルチモアまで続く低音域の嵐。何故かカーオーディオと結託して日本では走り屋のBGMとなりはて、捨てられ、今じゃブクオフ行きさ。しかし、ベースミュージックの夢は現地では終わっていなかった。このCDのレーベルページをのぞいてみたところ「Best of Jumpstyle Bass」なんてもんのを作ってやがル!!!ジャンプスタイルってハードコアテクノの亜流のBPM140前後のアホシンセ炸裂みたいな4打ちなんですがこんな所でオランダのアホ成分とマイアミのアホ成分が結託してヤがル!!!ここで聞けた、普通のジャンプだった。

とりあえず何でも低音バリバリ言わせとけばいいじゃんという精神はこのCDにも見えていて、9曲目「Jungle Tekno」という曲は当時はやっていたであろうジャングルにベースとイケイケなシンセを混ぜただけという素晴らしい曲であります。しかもこのアルバム自体もテクノのエレクトロニックな部分を拡大し、抽出した、マイアミテクノというまるで似非臭いジャンルに分類されます。ジャンルが何であろうとベースが揺れて走ってる時に気持ちよければいいんですね。

VA/The Sound Of Rotterdam Volume II - Hardcore Will Never Die 3/5 550円
ガバ!!!ロッテルダムテクノ!!!
4打ちの自由度とオ茶目っ気で言ったならばこれをその後ダンスミュージックは超えていないだろう。男臭いガバキックとシンセ1発勝負の「Neophyte-210 Rotterdam」
、へっぽこシンセにブレイクビーツの「DJ Git Hyper & DJ Paul-FREE MESS」ロッテルダムテクノには珍しい激シブアシッドブレイクビーツ「Schollevaar Feelings-S.O.A.」どの曲も生き生きしていて愛らしい。

Underground Nation of Rotterdam - Bitch


このCD、2曲目のBitchがあったので貼る。

VA/TECHNO 4POP VOL.2 3/5 750円
途中でバグって気力が尽きたのでオシマイ。