ネットレーベルやろうぜ!!!

あーブログって1回休むと本当に書けなくなりますね。そんな事よりブログでの報告が遅れましたが、僕とSyem君が運営しているMaltine RecordsからリリースされたimoutoidっちがSTUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2008年 03月号 とクイック・ジャパン76 に紹介されました。STUDIO VOICEの方は国内オルタナティブミュージック20位として、クイック・ジャパンの方は、国内のネットレーベルの動きも含めて書かれていました。まさかこんな大手カルチャー誌に取り上げられるとは思ってもいなかったので驚きです。これもひとえにうんこレーベルにはもったいないimoutoid氏の強度を持った楽曲のお陰でございます。事実こんなとこからリリースしてたら汚れてしまうので、早くランティス辺りが引き抜けば良いと思いますよ。そんな事を良いつつも、Maltine Recordsからリリースしなかったら、雑誌に紹介される事も無かったかなと密かに思ってる一面もあったり・・・
ネットレーベルでリリースする利点なんて本当のレーベルに比べたら少ないのですが、本当にCDを刷るのでもないので金銭的なリスクはなくて済みますし、曲を作る人さえいるのなら、FC2からHPスペースでも借りればその日のうちに設立出来ます。一番重要な点はレーベルからリリースする事で多くのリスナーに聞いてもらい易くなるという事です。
個人のHPを作ってネットの片隅にポツーンとMP3を置いても、MP3が溢れかえる世の中ではそう簡単に人目につきません。小さい事かもしれませんがMP3を落として気いったのでitunesに入れるとして、アルバム名はどうしようか、時にはタグが付いていない大ショック!!!付けるのダリーと苦悶する可能性もあったりします。
また第3者がレーベルオーナーとして介入する事によってある程度厳選された曲がリリースされる事でしょうし、固定客が付けば「初めてみる名前の人だけどこのレーベルは毎回好みのリリースを出すから聞いてみよう」と自分が気になった人の曲以外も聞いてくれる可能性が有るわけです。それにまとまってリリースすると言う事はブログ等でも話題にもし易く、ディスクレビューにだって載る事だって不可能ではないのです(STUDIO VOICEなんかは単体だったら掲載されなかったでしょう)。
そして、リリースにジャケットが付く事による利点もあります。Mp3リリースでジャケットはいらないんじゃないかと思われますが、案外コレが重要だという事に最近分かってきました。僕もネットレーベルのリリースを色々聞く事があるのですが、英語サイトの場合は解説でどういう曲なのか分からない。すぐに聞いちゃえばイイジャンって、アタルかハズレるか分からない曲を一旦落として聞くのは面倒なのです。そこで、ジャケ買いならぬ、ジャケ聞きオンザレディオ。経験から言ってやる気があるジャケットのリリースはジャケットと同時に音にも気合が入ってるから良いことが多い。頭がおかしそうなジャケは頭がおかしい音が入っています。そもそも、インターネットにおいて音は弱い。明らかに画像の方が強い仕組みになってるんですインタフェース的に。そこで音をアピールする為にはジャケットが重要なのは必然なんです。チェケラ。ジャケだけ落として壁紙にするとかも良いじゃん。チェケラ。
現実のレーベルと比べて負荷がないのでネットレーベルってバンバン出ますよね。そこを楽しむのもいいのですが、どれだけ厳選して良い物を出せるか、方向性を一環して出せるかが重要になってくると思います。ケヴィン・ケリーが説く「インターネットでコピーされない8つの価値で言われている 信頼性(Authenticity)の一種ですね。その上のジャケットなんやらの話は話はファインダビリティ(Findability)に繋がりますね。後はこれを 後見行為(Patronage)にどう繋げるのかそこら辺ですね。それはそのうち頑張ろう。
うだうだうだあああああああああああああああああああああああ、話して来ましたが皆ネットレーベルやろうぜ!!!1人レーベルでもいいから、出してればそのうち何とかなるよ!!!