アナログでJAZZを

tomad2008-06-10

この前、友達と一緒に渋谷のレコファンでJAZZのアナログを買った。1枚。完全に無知識なので、二人でお金を出し合って一番ヤバイジャケを選んで買うことにした。A-Zまで片っ端から見る。野球ジャケットはMUROが言うにはダメらしいので除外。それ以前に野球ジャケはカッコよくない。黒人の渋いジャケットがイイ。タバコを吸っている煙たい二人の黒人ジャケとお惚け顔のメガネ黒人ジャケが残ったので最終バトル。裏面に酒飲んだ奴と路上で手を広げている写真があった為にお惚け顔が勝つ。980円。Johnny GriffinのBlues For Harvey。それにしても良い顔だ。家に帰って針を落とすと顔に似合った音をしている。少し調べてみるとJohnny GriffinってBlue Noteからも出していて中々有名らしいよ。ブットいテナー・サックスが自由奔放にガーンと。ドラムもしっかりしている。始め間違えて33回転なのに45回転で回してジャズって、ハヤー、スクエアープッシャーかよって思ってた。打ち込み音楽ではジャマなアナログ特有のパチパチとしたノイズも良い味を出している。そんないい針とプレイヤーじゃないので音ももっと悪いかと思ってたらそんな事も無い。むしろ、ブレイクコアとか聞いてる時のが悪い。あれはアナログの問題じゃなくてマスタリングの問題だったのか。それぞれのジャンルにはそれぞれにあったメディアがあるのかもしれない。JAZZはアナログ?テクノはCD?BREAKCOREはMP3?人それぞれですね。針を落として聞く行為とその自意識まで含めて音楽。大音量での快楽を持続し続ける為にDJで使う為に日常では使い物にならないエレクトーな音楽をひたすら集めてるわけですが、時にはこういうマルで知識のない生モノをぶらりと聞くのも良いよね。JAZZは怖いから後5年は聞かないって決めたんだけどなー。