Frankie Knuckles - The Godfather of House Music


2008年にもなってフランキー・ナックルズである。横浜のレコファンで1500円で買いました。「ハウス・ミュージック」語源となるウェアハウスでパーティーを開き、その基礎を作り上げたと言われています。同じシカゴハウスといっても、Armando、Phuture、Bam Bam等のイケイケアシッドではなく、節操の無いピアノとメランコリックなシンセで優しく包み上げて徐々に上げていく感じ。Marshall Jefferson/Move Your Body 激しい歌声と時に無性に叫ぶ勢いと連打されるピアノが相まって雑だけれどもテンションが上がる。Frankie Knuckles / Your Love ひたすら反復されるシンセリフとエレクトロニックなキックと優しい歌声。Frankie Knuckles / Baby Wants To Ride 100パーセントゲイハウス、オトコどものささやきと吐息が粋なシンセに絡みます。全体的に音がパッツンパッツンで、良くないんだけれども、先の読めない展開と形式に囚われない、というかその頃(80年後半)は形式などもなくて、自由にドラムを叩き、歌い、シンセを弾く感じが後先のどんなクラブミュージックにもない、というか在るのだろうけども勝てていない。ただ自由にやるだけではなく、粋というか、男気が垣間見れてカッコイイ。

Marshall Jefferson/Move Your Body